2026/06/18

先日読んだ本『偽情報と独裁者: SNS時代の危機に立ち向かう』。 XがひどいSNSであることは議論の余地もないが、Facebookも本当にひどく、ユーザーがめちゃくちゃ多いフィリピンでは偽情報の拡散になんの手も打たず、むしろ独裁政権の誕生や維持をアシストした。 アメリカや日本でも今まさに思い切り働いてる力学が少し早めに爆発した事例と考えるべき。(逆に対抗策もこうした先例や反抗者から学ぶべきなのだろうが) 独裁者に立ち向かったためにネットで中傷をばらまかれて自分の会社も全部つぶされ、それでも諦めずに闘っている、ノーベル賞を受賞したジャーナリスト(ちなみに同性愛者であると公言している)が書いた本。

ぬまがさワタリ@『いきものニュース図解』ほか3/19同時発売 (@numagasa.bsky.social) 2026-06-18T03:14:24.396Z

『偽情報と独裁者: SNS時代の危機に立ち向かう』より 「私たちが目にしていたのは、ネットを舞台にした一種の非対称戦争だった。ただしここでは、ゴリアテがダヴィデの戦術を使っていた。反乱軍がこっそり実行する戦術を、プラットフォームや有力な政治家が使っていたのだ。」 SNS誕生時、「誰でも発信できる」という特性が「情報発信の民主化」として称賛され、実際そうしたメディアの性質=「力」が市民運動などの有意義な潮流に結びついた事例も色々あったと思う。 ただし誤算があったとすれば、その「力」は金持ちや権力サイドにも使えたこと。マスクのX買収は最も象徴的だが、その脅威が露骨に牙をむきはじめたのが今である

ぬまがさワタリ@『いきものニュース図解』ほか3/19同時発売 (@numagasa.bsky.social) 2026-06-18T03:28:19.963Z